
古着で人気のダブルニーとは?魅力的なポイントとおすすめブランド・コーデを紹介
ストリートコーデで人気のダブルニーは、古着業界でも多くの人から支持を集めています。
しかし、
- ダブルニーっていったい何?
- 人気の理由がわからない
- どんなブランドが人気なの?
といった疑問を持つ人も多いでしょう。
そこで、この記事ではダブルニーについて詳しく解説します。
ダブルニーとは?ワークパンツの定番アイテム

ダブルニーは、膝の生地が二重になっているのが特徴のアイテムです。
二枚の生地を重ね合わせたことからダブルニーと呼ばれており、主に作業現場で着用するワークパンツとして知られています。
日本ではどちらかと言うとストリート系コーデで使われるファッションアイテムとしての側面が強いアイテムです。
古着のダブルニーが魅力的なポイント
耐久性に優れている
元々がワークパンツということもあり、とにかく耐久性に優れているのが魅力的なポイントです。
アメリカ古着で、かなり着古したダブルニーが陳列されていることもありますが、タフに使用した形跡はあっても生地がそれほど傷んでいないものも多く見られます。
汚れや少しダメージ感がある程度の方がかっこいいと、古着でも人気を集めています。
ワイドなのにシルエットが綺麗
ダブルニーは現場で働く人が動きやすいよう、比較的ワイドなシルエットで作られています。
ワイドシルエットのパンツ、オーバーサイズできるとダボつきが出やすいものですが、生地が強く補強もされているダブルニーはシルエットがほとんど崩れません。
そのため、ストリートコーデでもメリハリある着こなしができると評判です。
ダブルニーがおすすめなブランドを紹介
ダブルニーはアメリカ生まれのワークパンツですが、特に有名なブランドと言われると2つに絞れます。
ここでは、ダブルニーがおすすめのブランドについて紹介します。
Carhartt(カーハート)
ダブルニーが有名なブランドと言えば、真っ先に挙げられるのがカーハートです。
1939年の誕生からほとんどデザインが変わっていない、カーハートのなかでも定番中の定番アイテムです。
カーハートではウエストパンツという名前で呼ばれるこのアイテムは、アメリカでは現役で作業着として使われるほどの耐久性を持っています。
Dickies(ディッキーズ)
カーハートと同じアメリカのワークウェアブランド「ディッキーズ」もダブルニーが人気のブランドです。
ワイドシルエットのパンツが多いディッキーズのなかでも特に太いアイテムで、ストリートコーデに合わせやすいと人気を集めています。
ダブルニーのおすすめコーデ
ここからは、VINTYやInstagramで気になったダブルニーの着こなしを紹介します。
好みのコーデがあるかどうかチェックしてくださいね。
出典:VINTY
ダブルニーの最もオーソドックスなコーデとして、スウェットとダブルニーだけのシンプルコーデが挙げられます。
生地の二枚重ねという大きな特徴を持つダブルニーはパンツ自体にインパクトがあるので、あまりトップスを盛り過ぎると少しうるさい印象になってしまいがち。
そのため、トップスは極めてシンプルにしつつ、シルエットで個性を出していくのがおすすめです。
出典:VINTY
トップスを重ねてもうるさくならない方法として、同系色で合わせるのも有効です。
ネイビーカラーのダブルニーにネイビー系のネルシャツを合わせ、シャツのチェックと同系色のグレーニットをレイヤード。
アウター以外はおおむね二色でまとめているので統一感のあるコーデになっています。
ネイビーと相性の良いカーキのコートを加えているのもGoodポイント。
夏はシンプルにTシャツとダブルニーだけでも、十分コーデが決まります。
そぎ落としてシンプルにしていくことで、よりダブルニーの存在感が際立ちます。
うるさくならないように気を遣うのも大事ですが、たまには思いっきり外していくのもGoodです。
チェッカーフラッグ柄のカーディガンをダブルニーと合わせてくどくなりそうなところですが、全体で3色程度の色遣いで収めておけばそれほどおかしな感じにはなりません。
結果的に、インパクトがありつつまとまりのあるおしゃれ上級者な装いになっています。
これぞ大人のダブルニー、という雰囲気のコーデ。
グレーのダブルニーと同色のシャツ、そして桜色のアウターシャツの組み合わせで、淡く落ち着いた印象にまとまっています。
まとめ
古着を活用してストリートコーデをするのなら、ダブルニーはぜひとも押さえておきたいアイテムです。
極太で高耐久のダブルニーは存在感が抜群で、コーデの主役になること間違いなし。
ダブルニーの古着が気になるという人は、VINTYでチェックしてみてくださいね!
この記事を書いた人

サイトウマサミ
セレクトショップやブランド直営店の店長経験があり、その経験を活かしてファッション系ライターとして活動を開始。現在はジャンル問わずさまざまな記事を執筆するwebライターとして活動中。